就労支援施設に入所するまでの手続きステップ

blog
  1. 相談・情報収集
    まずは市区町村の障害福祉課や相談支援事業所、ハローワークに相談。ご本人の希望(A型/B型/就労移行など)と体調・通所条件を整理し、候補施設の見学を予約します。
  2. 施設見学
    作業内容、賃金・工賃、通所時間、送迎・昼食、医療連携、支援体制(個別支援計画や面談頻度)を確認。ご家族同伴だと意思確認がスムーズです。
  3. 体験利用(任意だが推奨)
    1日~数日(場合により1~2週間)。実際の作業・人間関係・通所負荷を確認し、施設側は適性を評価。相互にミスマッチを防ぎます。
  4. 利用意向/選考
    A型は雇用契約を結ぶため、面接や適性テスト等の選考があるのが一般的。B型は利用判定(アセスメント)中心です。
  5. 受給者証の申請(必須)
    市区町村に「障害福祉サービス受給者証」を申請。相談支援専門員が「サービス等利用計画」を作成(セルフプランも可)。支給量・負担上限月額が決定されます(交付まで通常2~6週間目安)。
  6. 契約手続き(施設)
    重要事項説明、個人情報同意、個別支援計画への同意、利用規約・安全管理の確認。A型は別途「雇用契約(就業規則・賃金・シフト)」を締結し、入所・入社日を決定。
  7. 利用開始準備
    通所スケジュール、服薬・体調共有、緊急連絡先、送迎ルート等を確定。必要に応じ健康診断書や主治医意見の提出。
  8. 初日オリエン&目標設定
    オリエンテーション後、短期~中期目標を設定。定期面談で達成度を確認し、計画を見直していきます。

必要書類チェック(例)

  • 障害者手帳等または医師の意見書/診断書
  • マイナンバー・本人確認書類・印鑑
  • 健康保険証、服薬情報、緊急連絡先
  • 履歴書等(A型は職務経歴書を求められる場合あり)

所要期間の目安

見学~体験~受給者証交付~契約まで、スムーズでも3~6週間が一般的(地域・混雑状況で前後)。

補足

  • A型:雇用契約+福祉サービス(受給者証要)。賃金が支払われます。
  • B型:雇用契約なし。体調やペースに合わせて通所し、工賃が支払われます。

コメント